西風新都
バイオマス発電所
太平電業株式会社は、広島市西北部 西風新都の丘の上で新たな一歩を踏み出しました。
西風新都バイオマス発電所が令和元年10月26日、運転を開始致しました。
これまでのプラント建設・補修工事で培った高い技術と知識を活かし、これからの地球に優しい再生可能エネルギー発電で低炭素社会の実現に向け、CO2削減に寄与し、地域の発展と活性化に貢献してまいります。
西風新都バイオマス発電所の建設過程の紹介動画
長年プラント建設施工・補修工事に携わってきた太平電業が自ら所有するバイオマス発電所の建設・運転となります。
ここでより知見を高めることで、これからの電力プラントの施工をはじめとする全プラントサイクルで信頼される担い手としてお客さまのニーズに対応する体制を整えてまいります。
西風新都バイオマス発電所火入れ式
創業来初の自社発電所を建設し、2019年9月11日に多くの関係者が見守る中、火入れ式が開催されました。火入れ式では、東京オリンピック開催を祈念し、点火場所のボイラー塔までトーチ(創業の灯)をリレー形式によって繋ぎ、無事点火されました。
ビオトープの蛍
発電所内には自然の生態系を感じられる場所「ビオトープ」があります。2020年5月、そのビオトープで蛍の孵化が確認されました。今後、発電所運営する中で、地域・環境へ貢献するべく努力していき、蛍の数も増やして広島の地で発電所と共に、光を照らしていきます。
次世代エネルギーの活用が期待される世の中と、太平電業の使命。
広島市が推進する低炭素都市作りに貢献する発電事業として、木質バイオマスを燃料とする広島市で初のバイオマス発電所を完成させることが出来ました。
社名に込められた平和欣求(太平)と電力事業(電業)が創業から続くDNAとして、72年の時を経て、この地この発電所で花開かせることとなりました。
今、日本では、電力小売全面自由化に伴い、新電力事業者が電力市場に数多く参入し、中でも再生可能エネルギーが次世代エネルギーとして注目されています。
木質チップを使用したバイオマス発電は、化石燃料での発電に比べCO2の排出を抑制し、地球温暖化の防止に貢献します。
この発電所では、広島県内の森林に眠る未利用の木材を有効活用し、燃料にすることから、カーボンニュートラルを実現し、森林整備の促進に一役買い、林業をはじめとする地域の産業と雇用の創出にも寄与してまいります。
もっと、お客様の思いに寄り添える会社に。
自然環境に対してより優しくクリーンな発電で、次世代を担う発電技術・運営知見を養い、プラントの全ライフサイクルでお客様のお役に立てるプラント施工会社として磨きをかける場となる発電所です。
「ESG投資 (社会的責任投資)」であり、さらには国際的な目標である「SDGs (持続可能な開発目標)」の達成に向けた一つのアプローチとなります。
社会が達成するべき目標へ力強く貢献するため、発電所の位置する広島の地域社会に貢献し、低炭素社会を目指して、努力してまいります。
「豊かな社会とこれからも
 社会の当たり前を支える」
社会との良き関係を続け、より多くの信頼を得るよう太平電業の仕事が社会に役立つよう努力してまいります。
西風新都バイオマス発電所
〒731-3169
広島県広島市安佐南区伴西五丁目1352番地6