IR情報

中期経営計画

売上高1,500億円以上を目指して

当社グループは、既存・新規事業におけるエネルギーの安定供給、産業社会の発展への貢献に加えて、循環型サイクルとなるカーボンネガティブ化の確立による脱炭素社会の実現等にも取り組み、社会課題解決企業としての価値を高めていくために、

  • 社会構造の変化に即応できる守りの経営
  • 社会の発展に寄与する攻めの経営
  • 新しい企業価値をもたらす共創経営
を骨子とする「中期経営計画(2023.04~2026.03)」をスタートさせました。

8つの柱

戦略1

高い倫理観を持った
コンプライアンスの実践

戦略2

人材の確保と育成

戦略3

安全・品質を軸とした
組織運営

戦略4

持続的成長につなげる
営業活動

戦略5

合理的なコストマネジメントの追求

戦略6

積極的な事業投資の拡大

戦略7

社会課題解決への貢献

戦略8

ステークホルダーからの
信頼性向上

各種目標数値

売上高
ROE・DOE

戦略0 前期中期経営計画までの実施内容

戦略的・広角的な受注確保と拡大

協力会社体制・同業アライアンスによる工事動員力を増やしました。受注において、新規建設工事後のメンテナンス工事受注によってエリア拡大を実施しました。また、新規分野として水力・地熱工事への参入、製鉄・石油化学等の製造設備工事の拡大等により、売上高1,200億円維持を達成しました。

工事体制を支える技術力・製造力の整備

さらなる工事量確保のため公的資格の取得推進をしました。また、埼玉工場リノベーションの結果、生産性向上による柔軟な対応と安価な高品質な配管プレファブを可能としました。ICタグを使用した機材管理システムの導入・改善を実施しました。

O&M事業所およびLTSA契約の拡充・発電事業の本格参入

複数のO&M事業所およびLTSA契約を拡充し、再生可能エネルギー発電事業の本格参入を果たしました。

戦略1 高い倫理観を持ったコンプライアンスの実践

主任技術者・監理技術者の育成に伴い、会社が重要視する資格を受験するための必要年数および残年数の見える化を行います。また、2024年4月に施行される時間外労働の上限規制に対応すべく、時間外労働の削減および有給休暇取得の推進実施を目指します。

戦略2 人材の確保と育成

公的資格取得の継続的な推進を実施します。多様な人材の積極的活用を目指します。女性管理職の育成やワーク・ライフ・バランスのとれた働き方による人的資本の価値最大化に取り組みます。

戦略3 安全・品質を軸とした組織運営

高齢な技能者にも配慮した箇所ハザードマップの作成と運用による安全環境対策を実施します。さらに、現地安全衛生パトロールと自主検査推進活動を行い、災害不適合を防止する活動と自主検査意識の定着を継続して実施します。

戦略4 持続的成長につなげる営業活動

新規事業として、西風新都バイオマス発電所の知見を活かしたグリーンプロジェクト実現に向けた営業活動を多方面に展開していきます。燃料転換等の脱CO2関連工事および再生可能エネルギー(水力・地熱・風力)発電等への参入を目指します。
既存事業として、引き続き新規建設工事後のメンテナンス工事受注によるエリア拡大、火力発電所他の解体工事の受注促進、原子力発電所の廃止措置の参入、製鉄関連における脱C O2関連工事の受注を行います。さらには、埼玉工場の生産性向上のため、生産管理システムを活用し月産目標の達成を目指します。

戦略5 合理的なコストマネジメントの追求

基本契約を締結する際に、条件均衡および契約範囲の明確化を行い、効率的な工事体制を敷き、責任施工の請負発注を徹底します。

戦略6 積極的な事業投資の拡大

国内・海外のM&A案件や発電事業への資本参加に対する積極的な情報収集を実施します。

戦略7 社会課題解決への貢献

カーボンネガティブへの取組みとしてバイオマス発電所を中心に、林業/農業等の地域資源を生かし、新たな産業と雇用を創出する地域循環型社会の実現を目指します。
また、工事会社として、重機および通勤車両をEV化および環境負荷が少ないクリーンな燃料を使用することでCO2削減に努めます。

戦略8 ステークホルダーからの信頼性向上

ステークホルダーとの対話を重視したIR・SR活動および決算説明会の実施による積極的な広報活動の展開を実施します。