プラント建設・
メンテナンスとは

PLANT & MAINTENANCE

太平電業は電気の安定供給に重要な役割を果たしています。
発電所を中心としたプラント建設とメンテナンスの重要性についてご紹介します。

プラント建設における登場人物

プラント建設における登場人物を簡単にご紹介します。プラント建設を行う上で、以下のような登場人物がいるのが一般的です。

  • ①施主【電力会社や化学工場のオーナー】

    ②基本設計・機材調達会社【重電メーカー】

  • ③設備基礎工事会社【ゼネコン】

    ④設備据付会社【太平電業】

太平電業はプラント設備という大きなプラモデルを組み立てるプロデューサーとして、協力会社とともに工事を完成に導きます。

太平電業の事業

建設

プラント建設工事の最前線

COP21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)をはじめとする国際的な枠組みで進められる地球温暖化対策、3.11東日本大震災以降の原子力問題、あるいは電力システム改革としての電力の自由化…などエネルギーをキーワードに、プラント業界を取り巻く事業環境が激動する中で、次世代の発電プラントが次々に登場しています。
高効率のコンバインドサイクル発電(MACC)、超々臨界圧の石炭火力発電(USC)、石炭ガス化複合発電(IGCC)、バイオマス発電など、太平電業は新しいタイプの発電プラントに積極的にアプローチしています。2017年以降にピークを迎える新規の発電所建設において、これまでの経験、実績が評価され、既に多くのプラント建設プロジェクトに参加しています。

建設における太平電業の優位性

発電所のボイラー設備、タービン設備等の建設工事における技術的な難しさとして、「重量物の据付」があげられます。重量何百トンにも及ぶ機器の搬入・据付を行なわなくてはなりません。しかも重量物を扱う大型クレーンが敷地に制限があるため入れられないといったケースも多々あります。
こうしたプラント工事特有の諸条件を、太平電業は独自技術・工法を使ってクリアしていきます。そして、設備をつくって終わりでなく、稼働させなくてはならないという難しさがあります。
工事会社は、機器の据付工事と、それに生命を吹き込む電気・制御・計装工事、保温・塗装工事を調和させて初めて使命を達成できるのです。プラント新設に必要なあらゆる工事を一社で請け負うことができる「総合力」が太平電業の強みです。

メンテナンス

プラントメンテナンスの
重要性

自動車に車検があるように、発電所では安全・安定稼働のために日常点検や定期点検が実施されています。広範囲に張り巡らされた電力システムは、わずか一か所の不具合であっても、大規模な地域停電など予測を超えた規模の損害をもたらします。
そうしたトラブルを防ぐためには、日頃のメンテナンスが不可欠となります。太平電業では、発電所プラントの点検や補修工事といったメンテナンスを事業の一つの柱としています。
既存のノウハウを活用するだけでなく、より進歩的なメンテナンス手法を追求。たとえば設備の劣化部位の損傷度合いについて統計的な手法・回帰式を用いて傾向管理することで、「この箇所はすぐに点検が必要」「ここは次回の点検で問題ない」といった判断ができる最適な保守点検の提案も行っています。

メンテナンスならではの
技術的な難しさ

メンテナンスの工期は、一般の建設工事とは異なり、取り扱う物量ではなく電力会社や各オーナーの発電計画/生産計画によって決まります。そのため限られた時間の中で、「設備点検」「劣化診断」「材料の納入」「補修工事」等の多岐にわたる作業を実施しなくてはならない難しさがあります。
さらに定期点検等の途中で新たに補修すべき部位が見つかり、追加工事が発生することが少なくありません。その他、周辺の設備が稼働する環境下での作業であることも、難易度の高いポイントです。「既設設備からの系統隔離」「稼働中の設備への影響防止策」等を行いながらの作業が求められます。
このように変化への柔軟な対応力と安全面・品質面での細心の注意が求められるメンテナンスにおいても、太平電業は高い評価を受けています。

事業内訳

太平電業の事業規模の内訳をご紹介します。

  • 全体電力量における発電所の種別予想
  • 石炭火力発電所の建設数と設備容量
  • OTHER CONTENTS独自技術・工法
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