技術や工法というのは、一朝一夕では生まれません。
長い歴史の中で得た知見から、工事の「よりよい」を追求していき、
生み出されていきます。
太平電業の独自技術は、「安全性の向上」「納期短縮とコスト削減」「品質の確保」の3つの視点にアプローチできるよう設計されています。これら3つの視点をより詳しくご紹介します。
工事をする上での最重要課題、それは現場の「安全」です。どんなに工事が順調に進んでいても、災害が起きてしまっては、その工事は成功とはいえません。現場での危険作業を極力減らし、安全に工事が行えるような技術や工法を、長い歴史の中で生み出し続けています。
従来、多くのマンパワーをかけて行っていた作業も、技術や開発が進むことで、工事期間を短縮したり、コストを抑えることができます。工事期間が短くなれば、「より早く」お客様の設備稼働に繋がり、コスト削減されれば、「より安く」お客様に工事の提案ができるようになります。
お客様の設備を扱う工事のプロとして、手順のミスや施工不良があってはなりません。現場主義により磨き抜かれた技術や工法により、確固たる品質を確保し、インフラを支える設備を守り続けています。
太平電業が独自技術・工法に取り組むきっかけとなったのは、工事に伴う労働災害です。「仲間の痛み。家族の悲しみを乗り越えて」開発された様々な独自技術・工法は、発電プラントをはじめとする建設工事やメンテナンス工事における課題の解決策として、高く評価されています。
太平電業が独自技術・工法を開発し、それを事業上の戦略品にまで高めることができた理由は、強力な開発志向を持っているからです。経営の基本方針の一番目に、「技術の開発に努めること」を明確に打ち出しています。
また工事会社としては稀ですが、組織としても開発部隊を設けています。そして開発担当者が現場に入り、組み立てから解体まで、実際の工事を技術指導や施工管理といった立場で経験。そこから技術・工法の改善ポイントを見つけ出し、さらなる進化につなげていくという流れが確立されています。
当社は、これからも独自技術・工法を磨き続けていきます。他社にない価値を提供できることが、競争優位性につながるからです。「業界をリードし続ける」というくらいの気概を持って、次なる独自技術/工法に挑戦する人材との出会いを期待しています。