施工管理
現在、私は愛知県にある武豊火力5号発電所の建設に携わっています。この発電所は石炭と木質ペレットの混焼による火力発電所で、私の役割はボイラーでつくった蒸気でタービンを回すために設置される配管の施工管理です。高圧蒸気を通すタービン配管の口径は600mmから700mmと大きく、それを設置・溶接する職人さんの安全管理、工程管理、品質管理を任されています。他にも、図面整理や資機材の管理を行っています。
日々接する職人さんたちは約60名。入社2年目の私にとって、この業界の大先輩ばかりです。それでも安全な施工や確かな品質に向け、若輩ながら的確に指示しなければなりません。そこは学生時代に先輩たちをコーチングした経験が役立っています。
施工現場では、時折搬入された配管の長さの不足や口径が合わないなどの問題が発生します。その際には、どのような現場作業で解決していくのか、職人さんと密に調整していくことが求められます。持ち場を任されている以上、自らの判断が施工の進み具合を大きく左右するのでプレッシャーもあり、まだまだスキルの足りない私にとって勉強することや先輩の指導を仰ぐことの連続です。
このように現場の足を引っ張らないように努力を続ける毎日ですが、ニュース映像などで街中に煌々と明かりが灯っているシーンを見た時は、その電気をつくる発電所の建設に携わる自分の仕事が、社会から本当に必要とされているものだと実感します。
太平電業に入社し、やりがいの大きな仕事と安定した収入を得られて、本当に良かったと思います。特に一番嬉しさを感じるのは、自分の成長を強く実感できることです。最初の頃は道具や工具の名前すらも知らず、それをどう使うのかも一つ一つ覚えました。配管の名称や材質も同様です。それらを一つ一つ教えてもらいながら、施工管理の仕事の進め方を学びました。
さらに少しずつ責任のある仕事を任され、それに応じた達成感も経験することができています。ずいぶん多くのことを学べていると実感しますし、その実感が、私を次の挑戦に向かわせる原動力になっています。忙しくても充実した手応えや成長感を得たいのならば、太平電業の仕事をぜひお勧めします。