現場で重要な役割を果たす施工管理の仕事をご紹介します。
発電プラント建設を一つの大きなプラモデルと考えると、そこには膨大な数のパーツ、すなわち機器や部品があります。また、趣味のプラモデルと最も異なるのは、多くの人が関わり、時間が有限であることです。施工管理の担当者は、自分の過去の経験や先人たちの教訓を活かして、それらのパーツをどういう順番でどのように組み立てていくか、そして短時間で最適化した手順を考え、協力会社の方に伝え効率よく施工を行う必要があります。このように、多くの人のチカラと技術を結集し、プラントの完成を導いていくのが施工管理です。
■機械工学に関する学科:
重量物の吊り上げ搬入等の計画
■土木工学、建築工学、都市工学に関する学科:
構造物の解体等の計画
■機械工学、化学系に関する学科:
配管設計(温度、流体による変化のあるもの)
■電気工学に関する学科:
電気計装に関する計画業務
■法律、安全工学、衛生工学に関する学科:
労働安全衛生法に基づく作業環境管理
■危機管理、環境衛生、防災・減災に関する学科:
危機管理・事故災害に関する対応
■管理、マネジメントに関する学科:
品質マネジメントに関する業務