製鉄プラントのメンテナンスを行い、誰もが使う製品の製造を支える

製鉄プラントのメンテナンスを担うプロジェクト。プラント内で使用する電力、ガス、水などを工場へ送るための設備と、鉄が製品になるまでの各工場の保守や増強、増設などをお客様から請け負っています。現場で活躍する3名がプロジェクトにかける想いを語りました。

Project Member

01
所長

J.M

1995年入社

会社の現場代理人のような役割を担っています。事業所に在籍する社員、作業員、総勢約280名の安全管理と全ての工事の進捗管理、品質管理、予算管理などを担当しています。

02
施工管理

I.M

2022年入社

プラント内にある機械や設備の保守、メンテナンスの工事を担当しています。協力会社に依頼した工事が、安全に計画通りに進むよう管理することが私の役割です。

03
現場事務

Y.S

2023年入社

事業所の事務全般を担当しています。自社社員の労務管理、施工体制台帳や工事体制表の作成、工事に関わる材料費や労務費、その他経費などの原価を算出する資料の作成などを行っています。

プロジェクトの目的

誠実な一歩の積み重ねでお客様からの信頼を繋ぎ続ける

J.Mこれまで事業所では、ひとつのプラント施設を建設するというよりも、プラント内にあるさまざまな設備・工場の保守や増強、増設の工事を担当してきました。現在も約30件の工事を同時並行で進めています。巨大な製造ラインを止めないために、日々現場に向き合っています。

I.M所長が言われるように、複数の工事を並行して進める必要があるので、私を含めて施工管理職の社員は、複数の工事を担当している者がほとんどです。工事内容には、1日で終わるものから、1年半に及ぶものまで、大小さまざまなものがあります。工事によって関わる作業員の数も変わってきますが、私は現在、15名ほどのチームを管理しています。どんな規模でも、納期を守ることはもちろん、安全性や品質の高い工事を行えるよう協力会社との連携を徹底しています。

Y.S事業所に在籍している事務スタッフは5名です。全体で、約280名が安心して働ける環境づくりをしていく必要があり、みんなで手分けをして対応しています。

J.Mそれぞれ担当していることは違いますが、私たちのミッションはお客様から工事を依頼し続けていただくことです。太平電業が初めてこの現場の工事に関わったのは、40年以上前。私が太平電業に入社するはるか前から、継続してお客様に依頼していただいています。一つひとつの工事に誠実に取り組む。その積み重ねがお客様の信頼につながり、現在まで続いているのです。その流れを止めないようにするために、それぞれが責任を持って仕事に取り組んでいます。

Y.S私たち事務は、直接工事に関わることはありません。しかし、事務がしっかり機能していないと、現場が止まってしまうリスクがあるということを意識しながら働いています。当社社員、協力会社作業員の入構手続きや書類の準備、建設業法や労働基準法など法令遵守体制を構築したり、現場が工事に集中できるような環境を整えることが、事務の重要なミッションです。

プロジェクトのやりがい

「さすがだね」と言われるような、太平電業ならではの仕事を

J.Mプラント内の工事は、もちろん太平電業だけではなく、同業他社が工事を行っている場合もあります。「太平電業は他とは違うな」とお客様に思っていただくことが、今後も仕事を依頼し続けていただくために大切なことです。だから、施工管理者には「作業員の安全管理や品質管理は細かくチェックし、協力会社とともに徹底するように」と伝えています。

I.M例えば、現場の整理整頓。資材や工具が乱雑に置かれていると、作業効率が落ちるだけではなく、ミスやトラブルが起こる原因にもなりかねません。そういった細かいところまで、太平電業ではチェックをしています。

J.Mいつも部下に例え話として伝えているのは、車の車検のこと。同じ金額で洗車をして返却した会社と、洗車をせずに返却した会社だったら、当然ほとんどの人は前者の会社を選ぶはずです。そのように、付加価値を提供することが大事なので、他社が「これぐらいはいいだろう」と手を抜いてしまいそうなところも、太平電業では手を抜かずに取り組むことを徹底しています。

Y.S事務でも、「提出しなければいけない書類が多いし、チェックが細かくて厳しい」という声を聞くことがよくあります。しかしそれは、現場の皆さんの安全を守るための大切なルールだからこそ、妥協せずに取り組んでいます。

I.M安全や品質の基準が他社より高いからこそ、現場内の信頼関係が欠かせません。守るべきルールは厳格に対応する一方で、日ごろからコミュニケーションをとり、信頼関係を構築しているからこそ、厳しい基準だったとしても納得して、工事を行っていただけています。

J.Mもうひとつ他社との違いで意識しているのは、最初から「できない」と諦めるのではなく、挑戦すること。例えば、お客様から「他社では難しいと言われた内容の工事、太平さんならどうにかできる?」とお願いされた場合は、まずさまざまな役割のメンバーと相談して、実現できる方法はないかを検討するようにしています。

I.Mそのような難しい工事を無事に終えて、お客様から「さすがだね」と言っていただけたときには、安心しますし、大きな達成感がありますね。

Y.S現場がそういった挑戦ができるようバックアップするのも事務の役割です。最近、現場の通信環境を改善するために新しいネットワークを導入する工事に携わらせていただき、「現場を支えている」という手応えを感じることができました。

プロジェクトが社会にもたらすもの

地域の雇用創出や社会全体に必要なものづくりに貢献

I.Mこの現場で働く作業員は、地元の方がほとんどです。事業所を存続させ続けることは、作業員の仕事を守るだけでなく、地域の雇用創出にも貢献できていると思います。

Y.Sそうですね。お客様からの継続的なお仕事のご依頼が、協力会社の方々の生活を支えています。そういう意味でも、責任感を持って仕事をしなければなりませんね。

J.M地域の雇用創出に貢献しているだけではなく、製鉄で作られる鋼材は、私たちが日常的に使うさまざまなものに使われています。例えば、車や道路、鉄道、冷蔵庫、包丁などです。どれも日常生活に欠かせないものですよね。私たちは、そういった製品の製造を支える仕事をしていて、社会全体にも貢献できているのではと自負しています。

I.M実は友人が、ここで作られた鋼材を使用する仕事をしているんです。「鉄が届いたよ」という連絡をもらえたとき、自分たちがメンテナンスを行っている設備から製造された製品が巡り巡って友人の仕事も支えているのだと、社会との繋がりを強く実感しました。

Y.S作業員だけではなく、世の中にも影響を与えているのだと思うと、改めて責任を感じます。

J.M私は初めてこの現場に来たときは、真っ赤になった鉄の塊が流れてくるところを見て、「一体何を作っているんだ」と疑問に思いました。しかし、徐々に理解を深め、この仕事に誇りを持てるようになりました。今後も、次世代の社会基盤を支える工事に関わる予定があります。これからも人々の生活に欠かせないものづくりを支え、より社会に貢献していけるよう、みんなで力を合わせて頑張っていきましょう。

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