安全への取り組み

「すべての現場に安心・安全をつくりたい。」
その想いが、太平電業の技術開発、業務改善、
品質向上を支えてきています。

労働災害を絶対に発生させないために労働災害を絶対に発生させないために

建設業界全体における、労働災害(仕事中にケガをしたり、亡くなったりすること)の発生件数は、1972年に「労働安全衛生法」が施工されて以降年々減少しており、現在はピーク時(1961年)の8分の1程度まで減少しています。「労働災害」は被災者とその家族に悲しみをもたらします。だから絶対に発生させてはならないのです。

「労働災害」を発生させないために、当社は「本質安全化」を念頭に置いて、さまざまな工法や安全保護具を開発したり、物的対策を立案・選定したりして、実際に現場で活用しています。

保護具や安全工法の開発への挑戦保護具や安全工法の開発への挑戦

繊細な作業を要求されるプラント建設においては、保護具に一つでも不具合があると、作業精度に影響しかねません。したがって、保護具の開発および新規採用は、現場で試用を繰り返しながら慎重に行っています。

また、弊社独自の技術開発品を用いた工法も、埼玉工場で入念にテストを行ってから現場で採用して行きます。

労働災害防止の決意を胸に、繊細且つ大胆に保護具や安全工法の開発を進めています。

安全な施工のために開発された技術工法安全な施工のために開発された技術工法

事例1

フルハーネス型安全帯の採用

従来の胴ベルト型安全帯は、墜落時の腹部への衝撃が大きく、一命を取り留めても内臓に大きな障害が残ってしまうリスクがありました。今では墜落時の衝撃を分散する「フルハーネス型安全帯」を採用し、当社社員ならびに協力会社従業員への着装を義務付けています。

事例2

サンダーガードの開発

グラインダー作業は危険な作業です。作業中に弾かれたグラインダーが大腿部(太もも)に当たると、重大災害に発展する危険があります。そこで、当社では「サンダーガード」を開発し、グラインダー作業を行う作業員に着装を義務付けています。

事例3

ジャッキダウン解体工法

この工法の安全面の特徴としては、地上面での切断・解体撤去となるため、大型クレーン等でボイラを解体する場合に比べて、高所作業を大幅に低減できることが挙げられます。また、切断・解体作業場所が地上面に限定されるため、安全管理が容易となるメリットがあります。

今後もさまざまな対策を講じ、無事故・無災害での工事完遂を目指し、日々精進してまいります。今後も様々な対策を講じ、無事故・無災害での工事完遂を目指し、日々精進して参ります。